【宅建独学】満点は必要ない!合格点を意識した科目別目標点数を解説します

宅建効率的な学習法を紹介するアイキャッチ

みなさんこんにちは!ビーユーです。

宅建試験に向けて準備は進んでいますか?_φ( ̄ー ̄ )満点である50点を取るために日々励んでいることと思います。

そんなみなさんに伝えたいことがあります・・・

50点を目指して勉強するのはやめましょう

満点を目指さないってどういうこと?

全然理解できないわ・・・?

試験勉強をしているたくさんの人からこんな声がたくさん聞こえてきますが、本当に50点を目指して勉強する必要はありません!もちろん結果として満点に近い成績が出るのは非常に喜ばしいことであり自信にも繋がりますが、今回の記事では・・・

  • 宅建試験で満点を狙っていく必要がない理由
  • 短い時間で合格点に手が届く科目別目標点数

を解説します!初めて宅建試験を受ける方や、あまり勉強時間を確保できない方はぜひ参考にして見てください。

↓前提として、下の記事で合格のために必要な勉強時間を紹介していますのでご一読お願いします↓

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私は令和元年度の宅建試験で、自己採点ながら40点を記録し一発合格しました。

これがその時の合格証書です!

その年私が行ってきた勉強法やおすすめの参考書などを紹介しています。

目次

宅建試験の合格点は31〜38点

まず初めに、毎年の合格点を次の表から見ていきましょう。

年度合格点
令和2年度(12月実施分)36点
令和2年度(10月実施分)38点
令和元年度35点
平成30年度37点
平成29年度35点
平成28年度35点
平成27年度31点
平成26年度32点
平成25年度33点
平成24年度33点
平成23年度33点
平成22年度36点
引用元:https://www.retio.or.jp/exam/pdf/zissigaikyo.pdf

過去を遡ってみると合格点は31〜38点で推移しているのが分かります。

35点までは結果発表までの期間がとても怖くなるので、過去問を解いている時に36〜38点くらいが出せれば充分安全圏にいると考えられます。

8割である40点以上を取れれば例年で言うと合格率は100%です

宅建試験で満点を狙う必要がない理由

7〜8割の正答率で合格できるという気持ちの余裕が生まれる

宅建試験で満点を狙うのはそもそも困難です。法律学を学んできた人でも権利関係のややこしい問題で間違えてしまうこともあるし、不動産関連の仕事をしている人は宅建業法が完璧かと言われるとそうではありません。焦っている時にありがちなケアレスミスもしてしまう可能性があります。

むしろ初学者の方が余計なことを考えずに問題を解くことができるので、個人的には有利だとも思っています。そして宅建試験は基本的な問題もたくさんでます。少しくらい間違えても不合格にはなりません。

解ける問題をミスせずに解ければ必ず目標としている点数に手が届きます。それくらいの気持ちの余裕を持って試験を受ける方が確実に良い成績を残せます。

試験本番において1番大事なのは焦らないこと、落ち着きです

いらない勉強もやってしまうので効率が悪い

基本的な問題がたくさん出る宅建試験ですが、例年重箱の隅をつつくような問題も2〜3個出るのも事実です。満点である50点を狙っていくとその問題も落とせなくなります。

権利関係で出てくる民法は突き詰めようとするとものすごく時間がかかります。法律を学んできた人でも完璧にするのは不可能だと思います。

そんな問題まで解こうとして勉強していたら時間がいくらあっても足りません。働きながら合格を目指す人にとっては尚更やめておいた方が賢明だと思います。

でも大丈夫です安心してください。勉強してきたあなたが解けない問題はだいたい他の人も解けません。差をつける問題を間違えないようにすることが大切です。

みんな解けない問題を見極めて他の問題に時間を使いましょう

満点を取ったからといって優遇制度などはない

テストで100点を取ったら嬉しいですよね。両親からも褒められて周りのみんなから羨望の眼差しで見られたりすることもありましたよね。ご褒美をもらうために満点を目指していたという人もいるでしょう。

宅建試験にはそういった満点の賞品はありません。

苦労して勉強して満点を取っても、他の35点や40点で合格した人たちと変わらずみんな宅建士になる権利を得られます。

それなら苦労する時間を減らして短い時間で合格の2文字を手に入れた方が良いと私は思います。

満点合格の知り合いがいますが、私の3倍くらい勉強していました

おすすめの科目別目標点数

権利関係:14問中10点

権利関係はここまででも話してきましたが1番難しい問題や引っかけ問題が出題されます。14問中10点を目標に掲げるのが良いでしょう。

無理に全問正解しようとしないで大丈夫です。沼にハマって抜け出せなくなります。

もちろんテキストに書いてあることや、過去問で出題されている問題は解けるようになっておくべきですが、深入りは禁物です。

権利関係とどのように向き合って付き合っていくかが宅建試験を独学で合格する1番のキーポイントとなるでしょう。

逆に権利関係でたくさん点を取れればチャンスとも言えます。

法令上の制限:8問中5点

法令上の制限は8問中5点取ることを目標にしてください。

あまり日常では使われない専門的な用語が多く、数字もよく出てきます。最初のうちは苦手意識を持ってしまうかもしれませんが、慣れれば問題の傾向もわかりやすく得点源にもなりうる科目です。

もう1つ言いたいことは

合格と不合格の差は法令上の制限にある

ということです。権利関係は難しくてあまり差が生まれず、宅建業法は馴染みやすくてみんなが得点源にしている科目です。法令上の制限は暗記することが多いので、頑張って完璧にすると他の受験者と差を作ることができます。

用途制限を覚えるのに相当苦労した記憶があります・・・

税・その他:3問中2点

税・その他の科目では3問中2点を目標とするのが良いでしょう。

過去問を解いていると、3問中1問は難問と呼ばれる問題が出る可能性が高い傾向にあると思います。

ですが、残りの2問は基本的な問題が出ているとも言えますのでその2問は確実におさえるようにしてください。

宅建業法:20問中18点

宅建試験で最も出題数の多い宅建業法ですが、20問中18点は取れるるようにしたいです。

他の科目に比べて基本的な問題が多く出てくるので、正答率も非常に高くなることが予想されます。

難問と呼ばれる問題も1〜2問ほど出題されますが、残りは勉強している人なら確実に解ける問題ばかりです。

他の受験者も仕上げてくるので差をつけるのは難しい科目になるでしょう

むしろここで多くのミスをしてしまったら取り返しのつかないことになってしまう可能性が高いです。

しっかりと勉強して得点を稼ぎましょう!

たまにひっかけ問題も出るので問題文はゆっくり落ち着いて読んでください

免除科目:5問中4点

不動産関連の仕事をしている方などは免除されるこの科目。差をつけられないためにも5問中4点は正解しておきたいところです。

全体的には簡単な問題が多く出る印象ですが、その年によって数字が変わるものが出題されるので、情報収集はしっかりおこなってください。

試験直前には大手予備校からその年のデータがまとめられたものが発表されますので、ホームページなどを確認しておくと良いでしょう。

ここまでの目標点数を合計すると39点で合格ラインに余裕で届きます。

まとめ:宅建試験で満点は必要ない!合格点を意識しよう

いかがでしたか?現在宅建試験合格に向けて勉強している人は合格点が非常に気になっているところだと思います。

  • 8割である40点を取れれば余裕で合格する!
  • 科目別に目標点数を設定して効率よく勉強する!

不安な方が少しでもこの記事を参考にして目標を設定してくれたら幸せです。

もちろん試験を受けるからには満点を取りたいという受験生の方も大勢いると思います。しかし無理に勉強して体調を崩したりしたら元も子もありませんし、限られた勉強時間のなかで合格を目指すためには意識を変えていかないといけない部分もあることは事実です。

こらからも私は独学受験生の参考にしてもらえるような記事を書きますので、時々遊びにきてくれると嬉しいです。

↓私が独学をおすすめする理由や、勉強時間の目安などを記事にしています↓

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最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!

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