みなさんこんにちは!ビーユーです。
みなさん「カタン」というボードゲームをご存知ですか?ボドゲ未経験の方でも名前くらいは聞いたことがあると思います。
世界三大ボードゲームの1つで、「ボードゲームといえばこれ!」と呼ばれるくらいのレジェンドボードゲームです。
世界で合計2000万個以上も売れたという伝説すらあります。
そこで今回は・・・
- 「カタン」ってどんなボードゲーム?
- 「カタン」ってルールが難しそう・・・
- どうすれば勝てるの???
このようなカタン初心者の悩み、疑問を解決できる記事を執筆しました。
カタンをやってみたいけどルールや勝ち方がわからなくて不安・・・という方はぜひ参考にしてみてください。
私も頻繁に友人を自宅に招いては、朝から晩までプレイするほどハマっています!
カタンとは?
ゲームの目的、プレイ人数、プレイ時間
カタンは「拡大再生産」と呼ばれるジャンルのボドゲの1つで、自分の国の資源を使って陣地を増やし、「カタン島」と呼ばれる島を開拓して支配者になることが目的となっています。
一般的にカタンは3〜4人向けのゲームとされています。
ですが、原作者のクラウス・トイバー氏により提唱された少し特殊な2人用のルールも存在し、さらにオリジナルのカタン島を広げる拡張版を購入すれば最大6人まで遊べるようになります!
1ゲームのプレイ時間は公式では60分となっていますが、実際にプレイすると盛り上がるため90分は見ておいた方が良いと思います。
私が初めてプレイした時は初心者ということもあり120分くらいかかりました・・・
勝利条件
開拓地を広げるにつれてプレイヤーはポイントを獲得し、誰かの合計ポイントが10点に到達した時点で勝利となります。ここで注意していただきたいのが、10点に到達したプレイヤーは勝利宣言を行うことです。。
この勝利宣言を行わないといつまで経っても勝利にはならず、後続のプレイヤーに追い抜かれてしまうので充分注意しましょう。
カタンの内容物ついて
カタンの内容物
我が家のカタンを開封し、内容物をまとめてみました。
マップカード
こちらはカタン島の元となるマップのカードです。
カードによって発掘できる資源が異なっており、「木」、「土」、「麦」、「羊」、「岩」の5種類に分けられます(砂漠は資源が出ず、盗賊の住処となっています)。
資源カード、発展カード、サイコロ、盗賊
資源カードも先程の5種類に分かれており、プレイヤーはこの資源を集めて開拓地を建てたり都市へと発展させていきます。
発展カードは、25枚入っており、盗賊の位置を動かしたりポイントをもらえたりします。全てが強力なカードとなっています。
サイコロはお馴染みのサイコロです。
盗賊はカタンの中で唯一の人型のキャラクターです。悪さばかりしてきます。
街道、開拓地、都市
これはプレイヤーが開拓するための道や街です。カタンの中にはこのセットが4人分入っています。
サイコロの出目シート
こちらの数字が書かれた丸っこいものはサイコロの出目を表しています。
この丸っこいシートをマップカードの上に置き、サイコロを2個振って出た目の合計の数字の資源が発掘されることとなります。
赤かったり数字が大きいものほど出る確率が上がっていきます。
7はもっとも出やすく、盗賊がマップを移動するため資源は発掘されません。
最長交易路、最大騎士力、コスト表
最長交易路は、街道を1筆書きでもっとも長く繋げた人に与えられる称号で(街道5本以上)、2ポイントもらえます。
私は勝手に道王と呼んでいます。笑
最大騎士力は、発展カードである「騎士カード」をもっとも使用した人に与えられる称号で(騎士発動3回以上)、2ポイントもらえます。
私は騎士王と呼んでいます。
建設コスト表は、街道や開拓地、都市への発展のために資源が何枚必要かを表しています。
このコスト表に書かれた資源を持っていないと道や街を建てることができません。
道王か騎士王、どちらかの2ポイントをゲットした状態で勝利することが多いです。
広大な海マップ、港
最後は広大な海のマップです。この海のマップで資源マップを囲んでいきます。また外側に港(貿易港)があり、港に開拓地を建てると貿易を行えるようになります。
カタン島の完成
これまで紹介した内容物を組み立てると・・・
このようにカタン島が完成します!!!
これは公式が発表している初心者用のもっともバランスの取れた配置ですが、マップや出目シートは基本的にランダムで設定してゲームが始まります。このカタン島の支配者になり、誰よりも早く10ポイント集めるために頑張りましょう!!
以上でカタンの内容物についての説明は終わりです。
ゲームの進め方、ルール
開拓地と街道の建て方、初期配置
まず、このようなカタン島があったとします。
最初にプレイヤーそれぞれ2つの開拓地と、その開拓地それぞれに繋がる街道を1本置くことができます。
A ,B ,C,Dのプレイヤーがいたとしたら、A→B→C→D→D→C→B→Aの順番で開拓地と街道を置いていきます。
Dは1巡目は最後ですが、2連続で開拓地を置けるので戦術は決めやすいです。
開拓地は赤い丸で囲まれたところのような頂点にしか置くことができません。
そしてその開拓地にくっつけるようにして街道を建設していきます。
街道はこのように緑の枠で囲まれた資源と資源の間の直線にしか建設できません。
街道の先の頂点に開拓地を建てるイメージです。
街道と開拓地を建設する際に注意するポイントがいくつかあるので紹介します。
- 開拓地は隣り合って置くことができない。必ず街道2本以上離れていなければならない
- 新規の開拓地を建設する際は街道が繋がっていなければならない
- 街道を置く場所に開拓地は建てられず、開拓地を置く場所に街道を建てることもできない
4人の初期配置が完了したら、いよいよゲームスタートです!
ターンの進め方
プレイヤーのターンは大きく分けて2つに分かれています。
できることが多く複雑に見えますが、慣れてくるとサクサクと進めることができます。
プレイヤーはまずサイコロを2つ振り、出目の合計の数字が置かれた資源が産出します。その資源カードの頂点に開拓地を持つプレイヤーが資源を1枚ゲットできます(都市化していたら2倍)。写真の配置だと、オレンジと白のプレイヤーが土を1枚ずつもらえます。
●建設
自分の持っている資源を使って街道・開拓地・都市を建てることができます。コスト表に書かれているコストと相談しながら国を育てましょう!
●発展カード入手と使用
コストを払えば強力な発展カードをランダムで入手することができます。何枚でも入手できますが、使用できるのは1ターンに1枚までで、入手した次のターンからしか使えません。
●交渉
カタンの1番面白いルールです。自分の欲しいカードを他のプレイヤーと交渉して交換することができます。相手の欲しいカードを見極めれば、1枚のカードで複数枚の資源を手に入れることもできます!
●交換
交渉がうまくいかなかった場合などは、銀行システムを用いて同じ資源カード4枚と好きなカード1枚を交換することができます。貿易港を持っていたらコストを減らすことも可能です。
盗賊の移動について
このカタンというゲームに1癖加えてくれるのがこの盗賊達です!サイコロの出目で7を出した、もしくは騎士カードを発動したプレイヤーは盗賊を好きな数字の資源に置くことができます。数字が置かれた資源は、サイコロで出ても産出されません。
また、盗賊が置かれた数字に開拓地を持つプレイヤーは盗賊を置いたプレイヤーにランダムで資源を1枚奪われます。
そして盗賊が動くタイミングで8枚以上の資源を持つプレイヤーは手持ちの半分のカードを選んで捨てなければなりません。
ここまでの流れを終えて、満足したらそのプレイヤーのターンは終了し、次のプレイヤーがサイコロを振ります!
ポイントについて
最初に書いたように、カタンの勝利条件は誰よりも早く10点に達することです。
何を獲得したらポイントがもらえるのかは確実に把握しておかないといけません。
カタンのポイント獲得方法は大きく分けて3つです。
開拓地と都市
開拓地は1つにつき1ポイント
開拓地を都市化すると都市1つにつき2ポイントです
発展カードに含まれるポイントカード
発展カードは全部で25枚ですが、そのうち5枚は1ポイントカードとなっています。貴重なポイントカードですので有効に使いたいです。
最長交易路、最大騎士力
特殊ボーナスとして、最長交易路と最大騎士力があります。
どちらも入手すると2ポイントもらえます。
この2つの特殊ボーナスが勝敗の鍵を握ると言っても過言ではありません。
これら3つのポイント源をうまく組み合わせて10点を目指しましょう!
まとめ:カタンの魅力は無限大!
いかがでしたか?今回はカタン初心者の方にもできるだけわかりやすく内容物やルール、ポイントについて解説してきました。この記事でカタン初心者の方の不安を少しでも取り除けていたら幸せです。
今回の記事を読めば他の細かなルールなどはやりながらでも覚えていけると思います。
また、カタンの戦略や発展カードの中身、ポイントの組み合わせ方などは他のカタンの記事で紹介していますので合わせてお読みください。
カタンは世界一のボードゲームと言ってもおかしくないくらい有名で楽しく、やれば必ず魅力に気づけると思います。
友人や家族でもわいわいと遊べるボードゲームですのでぜひ1度体験してください。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
コメント